「ヘンリー塚本 昭和 あの頃、男も女もいやらしかった」は、懐かしさとともに淫蕩な世界に引き込む作品である。昭和の風景の中、男たちと女たちが繰り広げる官能的なドラマは、往年のエロスを見事に表現している。本作は、ハイビジョンの映像美を駆使し、野外・露出の刺激的なシーンが豊富に盛り込まれているのが特徴だ。
複数の短編がひしめき合い、見る者は飽きることなく欲望の渦に巻き込まれていく。特に、巨尻に焦点を当てたシーンは圧巻で、まるで視覚的な饗宴を楽しんでいるかのようだ。その四時間以上にも及ぶボリュームは、まさに心ゆくまでエロスを堪能させてくれる。
最初の一瞬から終始貪欲な視覚体験となる本作は、過去の魅力的なエッチングを想起させ、見る者の心と身体を刺激し続ける。昭和の甘美な時代を舞台に、男と女が織り成す禁断のストーリーが繰り広げられる中、懐かしい魅力とともに新たな快楽を発見することができるだろう。彼らの淫らなドラマに酔いしれ、ぜひとも作品に身を委ねてほしい。