タイトル「美人だと気づいてない‘無自覚美人’」は、その名の通り、まさに高嶺の花。しかし、及川うみの魅力はその美貌だけに留まらない。彼女のデビュー作である本作では、人妻・主婦という肩書きを持ちながらも、無邪気な表情と恥じらいのある仕草が心を掴む。見る者を引き込むその魅力は、まるで手が届きそうで届かない一線を感じさせるズルさがある。
映像はハイビジョンで、彼女の肌の質感や表情の変化がリアルに映し出され、まるで目の前にいるかのような臨場感を味わえる。デジモ、独占配信という形態も、他では味わえない特別感を際立たせている。ドキュメンタリー的な要素もあり、彼女の日常や内面に迫ることで、一層感情移入が出来る。高嶺の花でありながらもどこか親しみやすさを感じる彼女の姿に、視聴者は虜になること間違いなしだ。彼女の無自覚な美しさと、その美貌とギャップのある魅力に心を奪われる、記念すべき一本だ。